こんにちは、くのへです!
先日、エクセルVBAで生成AIのGeminiにWebAPIアクセスし、癒しのお姉さんと対話できるエクセルを作ったところ、結構反響があったので、その作り方を解説したいと思います。
今回はその第3段として、GeminiAPIを使えるように準備したいと思います。
(参考:第1段ExcelVBAでWebAPIを使ってみよう、第2段 WebAPIの基本構成)
なおこちらの記事でもGeminiAPIの準備について解説しており、内容に重複があります。
しかし、この記事は改めてGeminiAPIの設定を中心にした記事として作成しました。
GeminiAPIを使う準備をすることは、ExcelVBAからGeminを呼び出す時だけではなく、GASやPythonでGeminiAPIを使う時にも活用できます。
ステップ1:Google AI Studioにアクセス
まず、Google AI Studioにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
すると下図のような画面になります。
この2つのボタンのうち、下の方のボタンをクリックしましょう。
初めてGoogleAIStudioを訪れた方は、次のような利用規約が出てくる可能性があります。この場合は利用規約を確認の上、同意のチェックを行ってから続行してください。
ニュースや調査の参加招待の欄が表示された場合、こちらにチェックするかどうかは任意でOKです。(チェックしなくても進めることが出来ます)
次のような画面に到達したらOKです!
ステップ2:APIキーの作成
APIキーを作成をクリックしましょう。(下図①)
このAPIキーというのは、GeminiAPIにアクセスするためのパスワードのようなものです。
利用規約の確認画面が出たら、利用規約を確認の上でOKボタンをクリックしましょう。(下図①)
次のようなウィンドウが開くと思いますので、更にこのボタンをクリックしましょう(下図①)
APIキーが生成されます!
(安全のため、見えないように処理しています。)
このAPIキーを使うことで、生成AIのGeminiに外部アクセスすることが出来ます。
次回はいよいよこのAPIキーを使って、ExcelVBAでGeminiを操ってみたいと思います。
APIキーは他の人に見せないように注意しましょう
このAPIキーは絶対に他の人に教えてはいけません。あなたの代わりにGeminiAPIを使うことが出来てしまいます。
GeminiAPIは無料枠が大きく、一般の方が使う分には有料枠はあまり気にしなくても大丈夫だと思いますが、もしも悪意を持った人が他人のAPIキーを把握すると、そのAPIキーを使って非常に多くのアクセスを行い、有料枠にまで踏み込んでしまう可能性があります。
その場合、あなたに請求が来てしまう可能性があるので、絶対に他の人に見せないようにして下さい。
おわりに
この記事は外部システム(ExcelVBA等)から生成AIのGeminiにアクセスするための「APIキー」を取得する方法を記事にしました。
ここまでで準備はバッチリです!
次回の記事では、いよいよExcelVBAで癒しのお姉さんと対話するシステムを作ります!