こんにちは、くのへです！
ファーストゲートが行っている大学生～社会人向けスクールについて、その狙いや特徴をご紹介致します。
私たちは、一緒に伴走しながら最初の扉を開くサポートをすることを、ファーストゲートの価値だと考えています。
扉を開く
現代では、本やネット記事、YouTube、Udemyなど、さまざまな方法でIT技術を学ぶことができます。これらは高くても数万円、安いものでは無料で利用可能です。多くの教材が体系的にまとめられており、必ずしも講座だけが体系的であるという優位性をもっているわけではありません。
このように比較してみると、次のように整理できます。
（注：時間・場所制約とは、好きな時間・好きな場所で学べるか、という意味）
| 項目 | コスト | 体系的か | 時間・場所制約 | 独学or他社関与あり |
|---|---|---|---|---|
| ネット記事 | 無料 or 数百円 | バラバラ | なし | 独学 |
| 本 | 数千円 | まとまってる | なし | 独学 |
| Youtube・Udemy | 無料 or ～3万円 | 無料はバラバラ 有料は体系的 | なし | 独学 |
| 講座 | ～10万円 | まとまってる | あり | 他者関与あり |
この表を見ると、「講座」は高コストで時間や場所の制約もあり、優位性がないように見えます。しかし、本当に意義や価値がないのでしょうか？
ここで、「独学or他者関与あり」の項目を追加すると、新たな視点が見えてきます。上記の表でわかる通り、他者関与がある「講座」は、特に初めの扉を開く段階で大きな価値を発揮します。
みなさまに実感して頂けると思いますが、ある程度のスキルレベルに達している技術は、独学でもどんどん習得していくことが出来ます。
一方、スキルレベルがほぼゼロの頃は、何から勉強していいのか分かりませんし、勉強するのもパワーが必要なので学習を停止してしまうことがあります。
本を買って読まない、もしくはすぐに読むのをやめてしまった経験はありませんか？
Udemyを購入したけど視聴していないものはありませんか？
これは、上のグラフの通り、初めのタイミングは独学力が小さいため、学習を独りで進められないのはある程度しょうがないことなのです。
講座で得られる他者関与の価値はこのグラフの逆数になります。
このように、初めの扉を開くところに最も他者関与の価値があるわけです。
ひとことで「他者関与」といっても、その効果はいろいろと種類があります。
・即応性：すぐに質問に回答してくれる
・ペースメーカー：自分一人では途中でやめてしまうような内容でも、講師がいるから最後まで一緒に進める
・応援性：講師が生徒を応援してくれるため挫折しにくい
・娯楽性：話を楽しみながら習得できる
・集中性：その時間は「講座だから」ということを周囲が理解してくれるので、別の作業をシャットアウトして学習できる
この中でも、特に重要な機能は「ペースメーカー」「応援性」であり、独学では途中で諦めてしまうような内容でも、他者の関与によって一通り学習を完了させることができます。
ファーストゲートのスクールでは、さまざまなIT技術について入門講座を用意しています。これらの講座を通じて、その技術がどのようなもので、どのように活用できるか、さらにそのメリットを理解することができます。
また、「独学力」を養い、気に入った技術をさらに深く学ぶための基礎力を身につけることができます。
これを背景に、ファーストゲートは多くの技術の扉を開く体験型学習を提供することを目指しています。
豊富な講座の中から、あなたの仕事やプライベートに役立つ技術にきっと出会えるはずです。ぜひ、多くのIT技術の扉を一緒に開いていきましょう！
親が子供に教えるための講座
これからの時代、日本はさらに少子化の影響が大きく出てきます。ITやXR技術もどんどん開発されていくでしょう。
一方で、そのIT技術の進化のスピードについていくことは、大企業であっても容易ではなく、中小企業にとっては特に難しい課題です。
（上記は高度にロボット化・自動化された物量倉庫の例。多くの企業はここまで自動化されていないが少子化の影響は待ったなしである。そのため我々の子供の世代には自動化のニーズが今よりも顕著になることが確定的である。）
そのため、子供達がＩＴ技術を身に付けることは非常に重要であり、ＩＴ技術を持った次世代の子供たちはどんな仕事をしても第１線で活躍できる人材になることは間違いありません。
一方で、ＩＴ技術を教えることが出来る大人は限られており、日本は他国に後れを取る可能性があり、危機的な状況が迫っています。この状況を解決するために、親がIT技術を習得し、子供に教え、家族全員で楽しく学習することが重要だと考えています。
ファーストゲートでは、親が子供に教えるための講座を開催しています。具体的には、毎月Scratch講座を行い、大人が子供に教える技術やコツをお伝えしています。
また、Scratchだけではなく、MakeCodeArcade、Algodoo、電子工作など、学習後に子供と一緒に楽しめる講座も多数準備しています。さらに、小学生向けのロボコンのコツなどの情報もコミュニティ内で共有し、ますます楽しい学習の場を提供していく予定です。
扉を開くだけではない
ファーストゲートでは、扉を開くだけでなく、メンバー同士が切磋琢磨し、作ったものを共有し合うことで、互いに応援し合う環境を整えています。また、勉強会形式でスキルを教え合う活動も行っており、これによって教える側も技術を深く理解できるメリットがあります。何より、教えることは楽しいことでもあり、自己実現の場にもなります。
ぜひ、一緒にさまざまなことを学びながら成長していきましょう！
