こんにちは、くのへです!
2024年9月14日(土)に瞑想(マインドフルネス)の技術に関する講座を実施しました。
この講座は筆者の体験を踏まえて作成した講座です。
極めて疲労を感じていた時期に瞑想を習得してかなり改善を実感したことから、瞑想は非常に良い技術だと感じてこれを講座化したものです。
その内容についてザッとこちらで紹介させて頂きます!
瞑想で休息しよう講座の目標(ゴール)
この講座は次の事項にコミットする講座です。
1.瞑想(マインドフルネス)の知見を得る
2.瞑想法を習得する
3.歩行瞑想法、食事瞑想法を習得する
講座内容のご紹介
瞑想法の出典について
まず、この講座は筆者が次の本を読んで瞑想(マインドフルネス)を習得し、これを実践した経験と解釈を踏まえてアレンジしたものです。
(図をクリックするとアマゾンに飛びます)
非常に良い本です。物語になっているので読みやすく、感情が移入しやすくなるような工夫がこらされている良書です。
脳の特徴の解説
講座では次の事項を筆者の体験談も交えて解説し、脳の特徴を完全に理解して頂きました。
・脳はエネルギーを大量消費する臓器である
・意識していなくても常に動いおり、意識していない活動が脳の消費エネルギーの60~80%を占めている
・「反芻思考」と呼ばれる「繰り返して何度も同じことを思い悩むこと」を行うと、脳の消費するエネルギーを常に高い状態にしてしまう。
・エネルギーを大量消費すると疲れ果ててしまう
・脳は可塑性がある。つまり年齢に関わらず変化させることが出来る。
・「反芻思考」を低減させることで、疲れにくい脳になっていく
この予備知識を踏まえ、実際に受講メンバーに「瞑想」をしてもらました。
瞑想してみる
受講者に瞑想法についてレクチャーし、2分間瞑想して貰いました。
そして、「雑念」が入ったかどうかをヒアリングすると、ほとんどの方が「雑念が入ってきた」との回答が得られました。
そうなんです。瞑想をすると、「雑念」が頭の中に入ってくることをリアルに体感することが出来ます。
この「雑念」こそが脳のエネルギーを消費し、あなたを疲れさせる原因であることを認知して頂きました。
そして、1回きりの雑念であればまだ良いのですが、「反芻思考」をしてしまう雑念が紛れ込んでいると、それがあなたの脳を疲労感を加速させている原因であることを認識して頂きました。
瞑想のポイントの習得
瞑想を定期的に行うことで、次の効果に期待できることを解説しています。
・雑念を減少させる
・雑念が生じてしまった時に反芻せずにスルーする
・定期的に瞑想をすることで、脳が少しずつ変化し、雑念が生じにくく・スルーしやすくなるため疲れにくくなる
この中で、雑念が生じてしまった時にスルーする方法については、さらに時間を掛けて詳細に解説を行いました。
(この記事では詳細を割愛しますが、下図のように電車のイメージをしてバイバイする、という技術です)
日常生活の中での瞑想
瞑想は座って行うだけではなく、歩いている時に瞑想を行う「歩行瞑想」や、食事をとっている時に瞑想を行う「食事瞑想」について解説し、瞑想は座って行うだけではなく、いつでも行うことが出来ることを理解・習得して頂きました。
結局のところ「瞑想」とは
瞑想は「今感じていることに集中し、雑念が入ってきた時にはそれをスルーする技術」です。
これを習得すれば、疲労感を低減できます。
筆者は「疲れた」が口癖になっており、家族からも指摘される状況でしたが、瞑想を続けることによって、この口癖が無くなりました。
反芻思考が低減したのを実感しており、今後とも瞑想を習慣化していきたいように思っています。
この講座の受講者の皆様も、この瞑想の手法で反芻思考から解放され、脳の疲労を癒して頂けることを祈念しています。
おわりに
この記事では2024年9月14日(土)に行った「瞑想で休息しよう」講座について紹介致しました。
こういう非IT技術についての講座も良いものだと思います。
徐々にこのような講座も開発・実行していきたいと思います。