キッズスクール活動の風景(2024年8月3日のご紹介)

こんにちは、くのへです!
2024年8月3日(土)にキッズスクール(上級冒険者コース)を実施しました。
その内容についてザッとこちらで紹介させて頂きます!

キッズIT・ロボットスクール、上級冒険者コースについて

キッズIT・ロボットスクールの上級冒険者コースは、子供達にITの素養を高めるため、タッチタイピング、Office系ソフト、Scratch、Fusion(3D-CAD)などを総合的に実施するコースです。

私のスクールのポイントは「繰り返し練習」であり、1つのテーマを何回も練習してしっかりと覚えてもらうところが特徴です。

タッチタイピングコーナー

私のスクールでは、タッチタイピングの習得度に合わせて、次のようなものでタイピングを練習しています。
1.筆者自作のScratchのタイピングゲーム(1文字タイピング)
2.筆者自作のScratchのタイピングゲーム(文字列タイピング:2種の文字列だけ)
3.筆者自作のScratchのタイピングゲーム(文字列タイピング:5種の文字列)
4.世間一般のタイピングゲーム(寿司打など)

この日の上級冒険者コースに御参加頂いたお子さんは、すでにタッチタイピングが出来、小学生の中でも、かなりのスピードが出ている方でしたので、「4.世間一般のタイピングゲーム」で楽しく練習をするように指導しています。

ここで、4については寿司打を基本としているのですが、寿司打だけだと飽きてしまうので、この日はPopタイピングというゲームを実施しました。
Popタイピングはタイピングするとポップコーンが出来上がるといもので、視覚的な楽しさがあります。

タッチタイピング習得の目安として、1000粒を目指すといいと思います。が、、、

2000粒越え、、、だと、、、!?

今回、数回Popタイピングを行いましたが、そのうち1回が2000粒を超えました。本当に早いと思います。
こういう体験が自信をつけ、自ら練習・努力して次のステップをめざす力を養ってくれると信じています。

Scratchコーナー

このクラスでは現在「ブロック崩し」をテーマに学習中です。
前回までで自機の操作やボールの動作・反射のプログラムを学び、反復練習しています。

前回の反復練習は、「ずっともしもしパターン」で自機を動かすプログラムや、ボールを反射させるプログラムを筆者が指導し、そこまでを自分だけの力で作れるように練習しています。

今回は、ここまで復習も兼ねて、自分一人の力で作ってもらう演習からスタートしました。
(ただし、ヒントとしてプログラムのフローは示しました)
結果、自力でしっかりと作ることが出来ました。前回のスクールで、筆者が教えるだけではなく、自力で作るよう繰り返し練習をしてもらっているため、記憶が定着していたのだと思います。しかし、子供の成長は本当に早いな~と思います。
ここまででScratchコーナーは10分。

その次に、ブロックを2重繰り返し構文で作成する方法を教え、手を動かしながら学んで貰いました。

ここがブロック崩しの一番難しいところです。
「2重繰り返し構文」という実際のプログラミングでも使う構文を使いました。大人の世界でも、これをプログラミング初心者はハードルを感じるところです。
難しい概念ですが、ゲームを通して体験型で学習できるのが本当に良いことだなと思います。

ここを筆者が指導して作ってもらったところで、このプログラムを一旦削除し、もう一度 生徒さんに自分の力だけで作ってもらいました。
やはり2重繰り返し構文は少し難しかったみたいですが、サポートしながらもちゃんと自分の力で作ってくれました!すばらしい!

この「2重繰り返し構文」ですが、若干のハードルはあるものの、何回か練習すると自分だけで作れるようになります。
その過程で、2重繰り返し構文の仕組みを完全に理解できます。このロジックを覚えることは将来の財産になると信じています。

最後に、ブロックに弾が当たったら、弾を反射してブロックが壊れるロジックを加え、無事にブロック崩しが出来ました!!
おめでとう!!

もう少しブロック崩しを練習してもらい、2重繰り返し構文をしっかりとマスターしてもらいたいと思っています。
完全に理解した後は、ブロックの色をカラフルにしたり、ブロックではなくキャラクターにしたり、いろいろと応用してゲームを更に楽しくすることが出来ます。
ブロック崩しはやや難しいテーマですが、2重繰り返し構文を習得させることが出来るし、本質的にシューティングゲームの基礎にもなりますので、非常に良いテーマだと思います。

Fusion

Fusionコーナーでは、最初の課題「おでん」をひたすら練習中です。こちらの大人向けオープン講座で行ったことをキッズスクールでも実施中です。

今回、スクール時間中に色を塗るところまで出来ました!!おぉぉ!!おでんだ!!可愛い!!!

キッズスクールFusionコーナーでは、このおでんを5分で作れるところまで練習しまいたいと思います。
でも5分で作れるようになると、スケッチ・押し出し・スプライン・回転・新規ボディ・ブラウザ操作、などの一連の操作を完全に操作を理解出来ている状態になります。また、色を塗る操作(マテリアルを設定する)のような若干難しい操作まで完全に理解できます。そこまで練習を重ねて身に付けてもらえたら、次のテーマにもすごく楽しく挑戦できると思います。

最後に

今 一緒に学んで頂いているスクールの生徒さんの学ぶ意欲が高く、教えさせて頂いている筆者も、とても楽しく教えさせて頂いています。
まだScratchはブロック崩し、Fusionはおでんのみを学習している状況ですが、今後は他のテーマも学習していきます。

ScratchもFusionも、一つのテーマをやって終わり、にすることなく、しっかりと覚えるまで繰り返し練習をすることで、脳に余裕が生まれ、学んだことを応用することも出来るようになってきます。

今学習していることが、後から学ぶことと融合して、自分のオリジナルの作品が作れるようになってきます。筆者は、それを拝見させて頂く未来が今から楽しみでワクワクしています。

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