キッズスクールでFusionによる3Dモデリング(棚を作ってAR)

こんにちは、くのへです!
2024年7月からオンラインで小学4・5年生のお子さんに3D-CADのFusionを教えています。
たった3か月でしたが、自分で棚のモデルを作ってARまで出来るようになりました。
こちらの記事で、最初に習得する「おでん」について記載しましたが、この記事では次に習得する「カラーボックス・棚」についてザッとこちらで紹介させて頂きます!
しかもFusionで3Dモデリングすると、iPhoneでARすることが出来るので感動します!

講座内容のご紹介

カラーボックス・棚

Fusionコーナーでは、基本テーマ「おでん」を完全にマスターしたら、次のテーマとして「カラーボックス・棚」に挑戦してもらいます。

↓こちらがテーマのカラーボックスです。まずはこれをしっかり作れるように練習します。

ファーストゲートでは、数回繰り返し練習します。すると、棚やカラーボックスを自由に作れる能力が手に入ります。
↓こちらが生徒さんが自分の力でモデリングした棚です。
とってもおしゃれ!!
このモデルの中の「本」も自分のアイディアでアレンジしてくれました!!

「カラーボックス」のテーマの狙いは、次の技術の獲得です。
・スケッチで「寸法を入力」
・移動/コピー
・矩形状パターン

3D空間の中での「移動」はPPTのような2D空間の移動とは異なり、方向が3方向あるのでちょっと難しいです。これは早めに習得しておきたい技術であり、「おでん」のテーマの次に学ぶことにしています。さらに「矩形状パターン」というのも慣れるまでは難しい技術なので、早めに習得して、今後のモデリングでどんどん練習していきたいと思っています。

学習内容

まず、スケッチする段階で寸法を入力することを習得します。縦と横の長さがあるので、これはTabキーをおして切り替えながら入力していくことを学びます。
(こういうキー操作のような基本操作は誰かに教えて貰わないとダメなので、ある意味で一番習得が難しいように思います)

その後、そのスケッチを押し出して「板」にします。この板を「移動・コピー」ツールを使って、複製します。
(↓コピーを作っているシーン)

そして「矩形状パターン」ツールを使って、横板を一気に作ります。ここが一気作れるので感動するポイントです!!
(↓矩形状パターンを使って横板を作っているシーン)

後は裏の板を作って色を塗ったらカラーボックスの出来上がりです!!
(↓木のマテリアルを適用し、木目を設定しているシーン)

この技術をしっかりと習得すると、後は応用するだけで、色んなおしゃれな棚を作ることが出来ます。

冒頭も記載した通り、こちらが生徒さんの作品の一つです。本当におしゃれだと思います。

こちらも生徒さんの作品です。お、、、おしゃれ!!!
こちらは「スパイスラック」とのことで、調味料を載せる棚を作ってくれました!

ARしてみよう!

Fusionでは、所定のフォーマットで出力すると、iPhoneでARにすることが出来ます。
上記の生徒さんがiPhoneでARに挑戦してくれました!!

(↓キッチンにスパイスラックを載せてくれました!!ARすごい!!)

自分で作ったモデルが現実世界と融合すると、ほんとに感動します!!

生徒さんはカラーボックスを何回も練習して技術を獲得したことも楽しかったようですが、さらに自分のアイディアで好きな棚を作る体験が本当に楽しかったみたいです。こういう経験がクリエイティブな力になり、一生の宝物になるのだと思います。

おわりに

この記事ではキッズスクールのFusion学習にて2番目に行う「カラーボックス・棚」について紹介致しました。
少しずつ新しい技を繰り返し練習しながら習得していくので、無理なく楽しく学習できます。
ARを行うと本当に感動します。小学生からARだ!!
これからの未来のため、是非 一緒に楽しく学んでいきましょう!

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